2012 10 月

【1968年入学Kクラス同窓会を開催しました(2012年10月20日・21日)】

京都での開催予定を変更して、恵那峡で開催しました。日程を変更しましたので、仕事との調整がつかない者が続出して、今年は6人での開催となりました。
同窓会も還暦を過ぎると話題が健康や年金に関心が集まりやすくなりますが、「俺はそんな事を聞きに来たのではない」との意見が出て話題が拡散したとの話を聞いたことがあり、今回は今思っている事を話し合いました。和気あいあいの中で結構深い意見が出て、いい意味でインパクトを受けました。その一部をご紹介します。

(1)巷間言われている「勝ち組」「負け組み」や「幸せ」「不幸せ」などは無く、有るのは各人各様の生き方である。
(2)お金は無いよりは有った方が良いが、使い方を知らなければ意味は無い。
(3)父親が98歳で健在であり、人間は頭、内臓、足が丈夫なら長生きできると思った。軍人だったので生きるか死ぬかの局面を体験しており、自分はそのような局面は無かったがそれが精神の劣化にならないよう戒めている。
(4)人生は、人に迷惑をかけなければ好き勝手に生きたほうが良い。世間体などを考えることは不必要。
(5)今年も欧州6ケ国を出張したが、レストランやコンサート会場ではパブリックな場としての服装、立ち居振る舞いが必要だが、それが出来ていない中国人を多数見た。反面教師としたい。
(6)商売を長くしてきたが得ようとすればまず与える事が大切だ。因果は応報しその結果として今の自分が在る。
(7)人生90年を想定するなら70歳まで働く事も選択肢の一つ。
(8)田舎で暮らしているが自然に親しんで目に見えないものを感じる感覚が出てきた。
(9)原発事故に対して宗教は無力と感じた。所詮人間の脳が考えた事だ。今年8月に宗教者会議で見解が出たが、とおり一遍で檀家ビジネス、葬祭ビジネス、観光ビジネスに熱中していると感じた。現在アニミズムを土台にした神道に関心がある。

と言った意見が出ましたが、還暦を過ぎて熱いものを残しながら少し成熟してきたようです。
来年は滋賀で再会することを確認しました。

三宮 貞憲

▲ Page Topへ

バックナンバー