2025年8月31日(日)都ホテル京都八条にて、経営学部校友会2025年度総会が開催され、その後、同会場にて記念講演会ならびに懇親会が開かれました。
今回は、滝下信夫氏(2005年3月経営学部卒・株式会社NBG会長)をお迎えし、「挑戦の連続~走りぬいた半世紀」をテーマにお話をいただきました。
滝下様は地元京都で家業を継がれ、精力的に家具販売を行うもバブル崩壊で苦境に立たされますが、商才と剣道で鍛えられた体力で苦境を乗り越え、あるきっかけで扮装をして店頭に立つことでメディアの注目をあつめ「家具の宝島」は大成功を収められます。またそのころ40歳を超えて2001年に立命館大学経営学部に入学し、BKCで学びながら、リサイクル業はじめ事業の多角化を進められます。
しかし今度はリーマンショックで急速に業績が悪化、ビジネスモデルの見直しを余儀なくされます。そこでも滝下様は持ち前の明るさで金融機関の信頼を得て追加融資を受ける中で見直したパン販売事業が九州で大ヒット、九州全域に店舗を拡大します。その後、バン事業は子会社化・譲渡を行い、お酒の買取事業やバー事業に軸足を移され、現在はバー「お酒の美術館」が出店ラッシュを迎えておられます。
また現在ではご自身のキャラクター「のぶちゃんマン」のYouTubeチャンネルを始められ、ユーチューバーとしても活動をされておられます。
「10回失敗してもたった1回のホームランが人生を変える」という滝下様が走りぬいてこられた目まぐるしい半世紀を、剣道で鍛えられた美声で時にユーモアを交えながらお話しいただき、時間があっという間にすぎてしまいました。
講演会後は、立命館大学交響楽団によるミニコンサートを行いました。
これは課外活動団体に発表の場を提供する中で、現役学生を応援し連携していく新たな当会の方針にのっとり、昨年度に引き続き行ったものです。
今年も学生たちの素晴らしい演奏に、多くの参加者の方が聞き入っておられました。
その後、久貝副会長の司会の元、懇親会に移りました。駆けつけていただいた門川大作立命館大学校友会長の乾杯のご発声の直後、会場にはのぶちゃんマンが乱入、のぶちゃんマンのテーマを熱唱していただきました。
懇親会にも沢山の方が参加してくださり、会場のあちこちで笑顔の絶えない和やかな雰囲気で懇親し交流を深めることができました。会の中盤では、急遽開催されたのぶちゃんマンとのじゃんけん大会を行うなど、大変盛り上がりました。
最後は中川名誉幹事の中締めのご挨拶をもって会は終了しました。
長い1日となりましたが、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。










