2024年7月6日(土)都ホテル京都八条にて、経営学部校友会2024年度総会が開催され、その後、同会場にて記念講演会ならびに懇親会が開かれました。
今回は、株式会社北國フィナンシャルホールディングス人材開発部人材開発部付マネージャー・公益財団法人石川県産業創出支援機構 能登産業復興相談センター アドバイザーの西村和也氏(1995年3月経営学部卒・石川県校友会会長)をお迎えし、「能登半島地震の被災者としての体験談と復興への道」をテーマにお話をいただきました。
講演会の前半は、石川県校友会の活動内容をご紹介いただき、西村様の母校愛や校友会活動に対する思いが伝わってきました。
後半は、能登半島地震のリアルな体験をたくさんの写真を交えてご紹介いただきました。西村様は実際に石川県輪島市のご実家に帰省中に被災され、ご家族との避難生活をされていました。避難生活での食事やトイレの問題など、どれも大変重い内容ではありましたが、であるからこそ、日ごろから防災意識を持って生活することの重要性を嫌というほど感じました。
また地震により全く景色が変わってしまった故郷への思いと、復興に向けて前向きに頑張っておられる様子をご紹介いただくとともに、ボランティアや全国からの支援に対する感謝を述べられ、また今後も能登半島の事を忘れず応援してほしいと講演を締めくくられました。
2時間があっという間に感じてしまうほどの熱意でお話しいただき、参加いただいた校友の皆様は西村様のお話しに聞き入っておられました。
講演会後は、立命館大学交響楽団によるミニコンサートを行いました。
これは課外活動団体に発表の場を提供する中で、現役学生を応援し連携していく新たな当会の方針にのっとり、今回初めて行ったものです。
学生たちの非常に素晴らしい演奏には、多くの参加者の方が聞き入っておられる様子でした。
その後の懇親会は、久貝副会長の司会の元、松村副会長の乾杯のご発声で始まりました。こちらも沢山の方が参加してくださり、会場のあちこちで笑顔の絶えない和やかな雰囲気で懇親交流を深めることができました。
会の中盤では、同じく石川県校友会から駆けつけていただいた赤丸監事や、講師の西村様の基礎演習の同級生の方、また現役学生からもコメントを頂き大変盛り上がりました。
最後は奥村副会長の中締めのご挨拶をもって会は終了しました。