2017年度
立命館大学経営学部校友会 第2回セミナー
ESG投資の新時代
~投資で社会貢献する時代がやってきた~
講師:森 利博 氏
(立命館大学経営管理研究科 教授、1971年京都大学 法学部 卒、
1981年米国カリフォルニア大学バークレー校 経営大学院(MBA) 修了)
近年、経済的利益に加えて社会貢献も目的とする投資が増えています。特に、環境(E)・社会(S)・企業統治(G)に配慮して投資判断をするESG投資が注目を集めています。ESG投資では、高収益をあげていても環境を破壊している会社の株式には投資しません。また、特定の社会貢献を目的とした投資商品も登場し、一例として途上国の農業支援のために発行されるアグリ・ボンドが挙げられます。当講演では、ESG投資と社会貢献投資商品について具体的に解説します。
【講師紹介】
森 利博(もり としひろ)
1975年京都大学を卒業後、1985年まで三菱商事株式会社に勤務。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院に留学し1981年にMBAを取得。1985年ゴールドマン・サックス証券に転職し、1995年同社退職までプロダクト・マネジャーとして米国モーゲージ証券・資産担保証券等の金融商品を機関投資家向けに販売していした。その後、日米欧の証券会社・格付け機関において内外の証券化商品、仕組み債、外国債券を取扱うマネジャー等を務めました。金融資産の証券化、社会貢献事業の資金調達を扱うソーシャル・ファイナンスを研究テーマとしており、2006年4月より現職、2016年より経営管理研究科副研究科長を務めるに至ります。
著書に、『ソーシャルインパクト・ボンドとは何か』(共著、ミネルバ書房)、『アメリカ住宅金融の仕組みと証券化』(晃洋書房)、『米国モーゲージ証券投資の実務』(日本経済新聞社)等があります。
●日時:11月18日(土) 14:00~
●会場:京都ガーデンパレス
受 付 |
13:30~ |
講演会 |
14:00~16:00 <講演会は無料です> |
懇親会 |
16:00~17:30 <参加費:1人3,000 円> |
<京都ガーデンパレスへのアクセス>
〒602-0912 京都市上京区烏丸通下長者町上ル 龍前町605番地「京都御所蛤御門前」
TEL:075-411-0111
地下鉄烏丸線 丸太町駅2番出口徒歩8分、今出川駅6番出口徒歩8分